
| 『日本庭園大系二十三号』観音院庭園の観賞につき重森三玲氏が次のように記載されている。 「(中略)寺院の庭園は何人にも心よく観賞させるべきものである。許す限り住職自ら陣頭に立って、庭の説明をしたり、一服の茶も出して観光者の心を和らげるべきである。それは決して宣伝的であってはならない。庭と共に生きている態度そのままの説明がほしいのであり、そこに自ずと宗教的内容も盛られるわけである。全国の名園の管理者自らが、庭と話の出来る管理者となってほしいことを常に思うことである。」と。 壇信徒から「遠州」平成十三年七月号を持参され、日本の名園、観音院庭園の記事の説明に「柔和な感じのする池の景観はみていて心地よい、現在の住職の庭を包む温かい思いやりが、そのまま反映している。いわば人の心を映す庭である。」と、龍居竹之介氏(前文化財保護審査専門委員)は記載されている。 庭園とは、小さな物の中に大きなものを見る。つまり凝縮された宇宙感を観ることにあるといえるのでしょう。 |
| 第三十二番札所(鳥取県鳥取市)補陀落山慈眼寺 観音院 住職 中村彰秀 |