魅力あふれる中国路山陽・山陰の名刹古刹37ヶ寺を結ぶ巡拝ルート
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聖観世音菩薩・三鬼大権現
弘法大師・大同4年(809年)
みつたきに いくようたせて みたきでら むねのほとけの すがたみるまで
幽明、梵音、駒ケ滝の三つの滝を有し
緑陰の岩は苔むして深山幽谷の趣
7つの川を有する広島デルタの北西、三滝山(宗箇山)の中腹に位置する三瀧寺は、原爆によって廃墟と化し、艱難辛苦の後、近代的な都市へと再生した広島には数少ない、趣深き寺である。
境内入口の上に立つ多宝塔は、元は和歌山県の広八幡神社にあったが、原爆死没者の慰霊のためにこの三瀧寺に移築され、毎年8月6日と秋の多宝塔 本尊・阿弥陀如来御開帳法要の折には、慰霊法要が厳修され、幾十万もの犠牲者の菩提が念じられている。
街から程遠からぬ場所でありながら、境内は深山幽谷の風情があり、瀬音を耳にしながら苔むした参道を歩むと、日常空間から離れ、仏様の世界に身を置いたようであり、広島市民によっては安らぎの聖地、心の故郷となっている。
曾ては多くの修行僧が滝にうたれ、岩窟で禅定に入り、幾つもの堂塔を構えていたようであり、今は緑陰の下、静けさが漂い、忘れられた何かを思い起こさせる地となっている。
石彫観世音菩薩種字石(伝弘法大師作)
多宝塔(県重文)、木造阿弥陀如来坐像(重文)
木造地蔵菩薩坐像(国重要美術)
寺名の由来となった瀧のひとつ
『梵音の瀧』
秘仏本尊をお祀りする観音本堂
多宝塔
1月
元旦〜7日
年頭祈願法要
18日
初観音
2月
3日
星供法要
4日
瓶岩権現縁日
初午
稲荷明神縁日
15日
常楽会
3
月
21日
春季彼岸法会
4
月
8日
花まつり
28日
戦没者慰霊法要
8
月
6日
原爆忌
15日
盆法会
9
月
23日
秋季彼岸法会
11
月
18日
もみじ祭
12
月
18日
終い観音
毎月
1日
三鬼権現縁日
8日
写経之会
18日
観音講
■住所
〒733-0805
広島県広島市西区三滝山411
■TEL
082−237−0811
■FAX
082−230−2882
■拝観・納経
8:00〜17:30
■拝観料
無料
■駐車場
30台(無料)
三滝寺(広島県広島市西区三滝山411)の地図を表示中です。
しばらくお待ちください。
●交通アクセス
電車/JR可部線・三滝駅から、徒歩約15分
車/山陽自動車道・広島ICから国道54号線経由 約20分
第12番・佛通寺
80km(約90分)
第14番・大聖院
25km(約50分)
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