本年11月7日(日)、いよいよ当山にて合同法要を厳修することになり、諸準備に追われています。会社員から住職となって早4年、この大役を勤めさせていただくことへの喜びと不安で一杯です。
 長谷寺は江戸時代以前より「はせの観音さま」として広く信仰され、ご本尊十一面観世音菩薩の「観音力」は、人々に現世利益を与え続けて一千二百余年になります。
 打吹山西南の中腹に位置し、東坂・西坂参道は石段で、徒歩15分かかる坂道です。創建より今日まで、どれほどの人が「心の安らぎ」を求めて、観音さまと出会われたことでしょう。現在の石段は、大正13年に整備されたもので、以前は険しい山道だったと聞いています。
 今回の行事内容は例年通り合同法要・お砂踏み・県内六ヶ寺の出開帳(納経)・柴灯護摩供(火渡り)を予定しておりますが、坂道の一歩一歩が参詣の皆さまにとって、軟行・苦行となることでしょう。観音さまのお慈悲とご加護をもって、道中安全を祈念するところです。
 近くには三朝、関金・羽合・東郷温泉があり、また城下町としての町並(打吹公園・白壁土蔵群)を残す旧市内と、パークスクエアー(未来中心)・燕趙園(中国庭園)といった近代的観光施設も整っています。是非泊まりがけでお参り下さい。
 「今日を生きて 仏の教えに 合うよろこび」

                   心よりお待ち申し上げます。
長谷寺 住職 奥野寛應