
どうして三十三という数字なのですか?何か意味があるのでしょうか? (広島市 37才 会社員) |
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観音信仰においては、六観音・三十三観音と、六と三十三の数字がよく使われます。 六観音については、我々が過去・現在の善悪行によって輪廻転生するところの六つの世界、地獄、飢餓・畜生・修羅・人・天の六道を六体の観音菩薩(聖観音・千手観音・馬頭観音・十一面観音・准観音・如意輪観音・不空羂索観音組み合わせ)で救うところからきた数字であります。 三十三という数字は、観音さまの功徳が述べられている観音経の中の「三十三の身に変化して一切の衆生を救済する」というところからきております。古代インドの宗教であるバラモン教に、帝釈天を主神にいただく三十三天というものがあります。この三十三というのは数字でなく、日本の八百万の神と同じように「数多くの」といった意味を表しているといわれます。 観音経の三十三も同様で、この世の中の人々は各々顔が異なる如く、悩みや苦しみも千差万別で、それらの人々をことごとく救済する為には、その時その場に合わせた様々な姿になる必要があるわけです。 観音さまの三十三という数字は、ありとあらゆる姿に変えて、私たちをお導き下さるという意味であります。 |
| ◎回答者/大聖院 吉田正裕 |
