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第三十三番札所(鳥取県鳥取市) 乾向山 東隆寺 大雲院


東照宮別当寺調査始まる
 当山は本格的な調査がされないまま、多くの仏像仏画や古文書などを維持し続けてきましたが、ようやく昨年十月の予備調査開始から古文書の整理を兼ねた目録作りが終わり、七月下旬に六名の県内外研究者が三日間撮影し、持ち帰っての研究が始まりました。
 仏像仏画などの寺宝と歴史の概要は写真集に収録しましたが、今回の調査で新たな歴史的な発見があればと楽しみにしています。


第十六番札所(山口県山口市) 正宗山 洞春寺

鐘楼門改修

 当山では現在、瓦の崩落などの危険があった鐘楼門の改修工事を行っています。
 常栄寺を名乗った江戸時代の遺構として、古くより風格、伽藍を残したく、改修に踏み切りました。
 暫く撞くことの無かった除夜の鐘をふたたび響かせる日も、間近です。
 庫裡玄関正面の参道が塞がれ、ご参拝の方々にはご迷惑をお掛けいたしますが、今年末までの工事、何卒ご理解いただきますよう、お願い申し上げます。


第二十四番札所(島根県雲南市)慶向山 禅定寺

お助け観音の寺

 創建は天平年間、僧行基が本尊聖観世音菩薩を安置し建立されました。眼前に広がる景観になぞり慶向山と号し、禅定三昧の聖地として寺名を称している。古伝によれば、雪が降り積もり餓死寸前にある住職が、ある夜「玄関に眠る猪の腿肉を食べよ」との観音様の論を聞いて食して餓から免れました。猪の血の跡を辿ると、本堂の中まで続いていたという。お身を変えてお助けくださる観音様への信仰は、今日でも篤く、毎年四月の観音供養には、近郷近在から多くの参詣者が登山されます。


第九番札所(広島県尾道市) 転法輪山 大乗律院 浄土寺


幸せは合掌から 
 合掌は人として最も大切にすべき慈悲心そして自制自律心を養うことができる、とても身近で素朴な手の仕草と言えます。合掌の意味は次のように説かれています。
 まず右手は仏(悟り)を、左手は凡夫が仏に近づき、仏さまと共にあることへの自覚と安らぎの心を頂けます。
 また右手は仏の知恵、左手は慈悲(禅定)が一体となり、最も調えられた心に導かれます。
    


第三番札所(岡山県備前市) 日光山 千手院 正楽寺
正楽寺庭園
 当山は奈良時代、報恩大師が開山した備前四十八ヶ寺の一つとされております。
 正楽寺の庭園に関する記録はありませんが手法から江戸時代末期の築庭と考えられています。池泉観賞式の庭は土塀に囲まれており東西二十メートル、南北十二メートル四つの築山が山や谷の景色を見せ南西の築山は楓とヤマモモを背景に三尊石が配置されています。
 この庭の池は古来より亀池と言われており池の中には亀を思わせる姿の自然石、池の縁にも亀の頭の形をした石があり、亀は長寿の象徴とされ縁起物としてこの庭に趣きを添えています。