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安心anjin法話~観音さまからのメッセージ~

2025年09月17日

『色と仏』

朝の澄んだ空の青色、朝ごはんの白飯の白色、夕方の落ち着いたオレンジ色、眠りにつき瞼をとじると見える黒色私たちは常に必ず色を観て生きております。
仏教では色にも沢山の意味が込められおり、例えば青色は心乱れず穏やかな状態で力強く生き抜く、禅定の教えを表し、赤色は慈悲の心で人々を救済する精進の教えをあらわします。
特に仏教では青・黄・白・赤・黒の五色を大切にしており、法要や行事の際には五色の吹き流しや旗をかかげています。
観世音菩薩様の“観世音” とは、救いを求める世の人々の声(音)を”観”察し、救済するという意味で、この”観”察こそが観世音の本質です。
今あなたの見えている景色、周りの方々の心の色をぜひ観察し、共に喜び、共に悲しみ、時には諫め、そして笑う、きっとその時のあなたは観世音菩薩様と同じ慈悲の仏様です。

合 掌

中国観音霊場第二番札所 餘慶寺

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