寺院紹介
第十八番札所臨済宗東福寺派
松江山宗隣寺(そうりんじ)
閑寂な趣の龍心庭
御詠歌
みほとけの ちかいはみにぞ そうりんじ ねがうこころの きよきくみかわ
- 御本尊
- 阿弥陀如来・如意輪観世音菩薩
- 開山・創建
- 為光和尚・宝亀8年(777年)
- 代表的寺宝
- 阿弥陀如来坐像雲竜の襖絵、名勝庭園(龍心庭)
寺院からのお知らせ
現在新着情報はありません。
「禅の真髄を説いている」と言われる山口県最古の庭園・名勝『龍心庭』
宝亀8年(777年)唐より来朝した為光(威光)和尚が、故国に似たその景観を愛すると共に、山のふところの湧泉に霊感をうけて一寺を開き、松江山普済寺(ずんごうざんふさいじ)と名付けたのが創まりと寺伝はつたえた。 松江とは太湖(南湖とも呼ぶ)の支流にある湖のことであり、古来中国の人たちは観音菩薩の聖地として崇め信仰していた。観音菩薩の住地を南方の補陀洛山としたところから、南湖もまた南にある故に観音聖地と見たてたものであろう。 その後、徳川4代将軍・家綱時代の寛文10年(1670年)、長州藩永代家老で宇部領主であった、福原氏15代・広俊が寺の再興をはかり菩提所とし、亡父元俊公・宝嶺宗隣居士の法号にちなみ宗隣寺を建立。 元文年間(1736~40年)境内の整備工事のとき発見された朝鮮鐘は現在、国重文として大阪の鶴満寺に寺宝として保存されている。 宗隣寺庭園(龍心庭)は深淵な禅の真髄を説くという閑寂な趣きで、国の名勝庭園に指定されている。
名勝・宗隣寺庭園(龍心庭)
鎌倉末期の須弥山式禅宗庭園。古庭園では岩手県の毛越寺と宗隣寺にのみ現存する。
本堂
年間行事(2024年)
- 1月 18日
- 初観音大祭
- 8月 16日
- 盆施餓鬼会
- 11月 第2日曜
- 開山忌・福星忌・庭園開放
月例行事
- 火曜日~土曜日
- 暁天坐禅(午前6時30分~7時15分)
- 日曜日
- 日曜坐禅(午前7時~8時30分)
巡礼ガイド
- 住所
- 〒755-0067山口県宇部市小串210
- TEL
- 0836-21-1087
- FAX
- 0836-21-1137
- 拝観納経
- 9:00~17:00
- 拝観料
- 庭園拝観・大人300円・中学生以下150円
- 駐車場
- 20台(無料)
- メール
- -
交通アクセス
お車でのアクセス
車/山陽自動車道・宇部ICから、約7分 真締川沿い参道よりご来山下さい。
電車でのアクセス
電車/JR宇部線・新川駅よりバスで小串下車、約7分のち徒歩 約5分