寺院紹介
第二十五番札所天台宗
古杉群と紅葉、文化財と弁慶の寺
御詠歌
たれもきけ おいせぬやまの まつのかぜ ちよよろづよの のりのこえをば
- 御本尊
- 千手観世音菩薩 薬師如来
- 開山・創建
- 智春上人・推古天皇2(594)年
- 代表的寺宝
- 文化財の宝庫と言われており、重文10点を含む数百点
寺院からのお知らせ
深山幽境の聖地 古代文化の宝庫、出雲大社の別当寺
鰐淵寺は、浮浪滝を中心とした修験信仰、持統天皇6年(692)に当たる壬辰年在銘の重文・青銅観音菩薩像が示すような観音信仰、ならびに智春上人の滝の行験に期待する薬師信仰の三つから生じた寺で、奈良時代に開創されましたが、平安に入り伝教大師が比叡山に天台宗を開かれますと、第三代天台座主慈覚大師が山陰に足跡を印された折、天台の教義の下に第一番にはせ参じ、天台宗最初の末寺となりました。 後、出雲大社や比叡山横川(よかわ)三昧院、無動寺との関係を深め、鎌倉時代には、武家との関係を密にし、出雲大社との習合を確立・推進し、別当寺を務めました。又、この頃、南院と北院との存在も伝わります。 頼源(らいげん)は後醍醐天皇に尽くし、栄芸は毛利元就との親交を深め、本堂再建を輝元の代に完成させました。又、有名な弁慶も当寺で修行し、いまも『弁慶まつり』が催され、八百屋お七もねむっております。この他、寺との関係のある名僧・武将がその名を残しております。
宮様のみが通られるお成門
大慈橋と本坊
弁慶が大山より一晩で持ち帰った伝説のある鐘楼(重文)の二代目
年間行事(2024年)
- 1月 1日
- 修正会
- 1月 1日~11日
- 神役
- 1月 11日
- 摩陀羅社大祭
- 2月 15日
- 涅槃会
- 3月 21日
- 春季千手会
- 3月 春彼岸頃
- 梵焼会
- 4月 8日
- 仏生会
- 4月 最終日曜
- 弁慶まつり
- 5月 23日
- 秋季千手会
- 10月下旬~11月下旬
- 紅葉まつり
- 11月 24日
- 天台大師会
- 11月 27日
- 開山会
月例行事
現在月例行事はありません。
巡礼ガイド
- 住所
- 〒691-0022島根県出雲市別所町148
- TEL
- 0853-66-0250
- FAX
- 0853-66-0300
- 拝観納経
- 8:00~16:15(入山受付)(17:00退山)
- 拝観料
- 大人500円中・高生300円小学生200円団体割引有り
- 駐車場
- 有り第1駐車場大型バス約7台・車約30台(大型バスの場合)第3駐車場車約20台*第2駐車場は現在使用できず
- メール
- -
交通アクセス
お車でのアクセス
車/国道9号線直江より北進、431号線を横切り県道25号線へ。出雲空港よりタクシーで約40分
バスでのアクセス
バス/一畑電車北松江線雲州平田駅から市営バス唐川車庫行きで25分、鰐淵寺駐車場下車、徒歩15分