寺院紹介
第二十七番札所臨済宗妙心寺派
瑞塔山雲樹寺(うんじゅじ)
枯山水庭園と子授け観音の寺
御詠歌
せんざいの ぬまにうかびし つきぼしは なみにくだけて ひかりとぞなる
- 御本尊
- 聖観世音菩薩・拈華微笑仏・孤峰覚明禅師(国済三光国師)
- 開山・創建
- 孤峰覚明・元享2(1322)年
- 代表的寺宝
- 光幻巌院宸翰、後村上天皇宸翰、弧峰覚明墨蹟、三光国師画像、高麗梵鐘、孤峰覚明禅師=三光国師(国済三光国師)
寺院からのお知らせ
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禅宗様式と呼ばれる珍しい貴重な構えの伽藍配置
中海に面した安来港は、伯太川の河口が発達し、地場産業の積み出し場所として賑わいました。また西回り航路の寄港地として古くから栄えていましたが、松江藩では東の入口に位置したことからも警備も厳しく、番所、制札場などが設けられていました。 その安来港から伯太川をさかのぼって千代富橋を過ぎ、堤を下ると、左側に臨済宗妙心寺派の名刹・雲樹寺の参道が見えます。拈華微笑仏を本尊とするこの寺は、後醍醐・後村上両朝の勅願寺でした。 松並木の参道に入ると辺りは水田で、中程にある四脚門を通り、石門を抜けると左に広がる境内に、山門、仏殿、方丈、と伽藍が一直線に並んでいます。禅宗様式と呼ばれる構えで、地方寺院には珍しい貴重なものです。大門から先の繁みには「酒断地蔵」の祠があります。山門のすぐ脇にある観音堂には、親称「子授け観音」が祀られており、諸願成就と共に、古来より多くの信仰を集めています。 方丈の背面の山には枯山水形式の禅宗庭園があり、巡拝者の心を和ませてくれます。
山門
観音堂
年間行事(2024年)
- 1月 11日
- 祈祷会
- 4月 24日
- 開山忌
- 8月 11日
- 山門大施餓鬼
- 10月 5日
- 達磨忌
月例行事
- 毎月第一日曜日の午後二時
- 写経会
巡礼ガイド
- 住所
- 〒692-0056島根県安来市清井町281
- TEL
- 0854-22-2875
- FAX
- 0854-27-0281
- 拝観納経
- 8:30~17:00
- 拝観料
- 大人500円、子ども(小学生以上)300円
- 駐車場
- 有り(バス20台・普通車30台・無料)
- メール
- unjuji@gmail.com
交通アクセス
お車でのアクセス
車/山陰自動車道 安来インターより約5分
バスでのアクセス
バス/伯太行きで20分、千代富橋下車、徒歩5分