2023.11.26
千光寺
千光寺 大師堂(だいしどう)屋根修理工事のお知らせ
第十番札所真言宗単立
巨岩伝説の宝庫
御詠歌
みなひとの ころものうらの たまわそも ほとけともなる たからなるらむ
大宝山権現院千光寺は大同元年(806年)の開基で中興は源氏の名将多田満仲公と伝えられています。 大宝山(千光寺山)の中腹、海抜約100mに位置しており、眼下に尾道水道や向島、因島などの瀬戸内海の島々、遠景に四国の連山が眺められる素晴らしい景観です。 珍しい舞台造りの本堂(貞享3年・1686年)は別名「赤堂」とも呼び親しまれ、林芙美子も放浪記の中で「赤い千光寺の塔が見える」と書いています。 本尊・千手観世音菩薩は聖徳太子の御作と伝えられ、33年に一度開帳する秘仏。昔から「火伏せの観音」と称せられ、火難除けに霊験あらたかです。今は所願成就の観音様としてお詣りが絶えません。 尾道は夏は涼しく、冬は暖かい気候で昔から災害も少なく過ごしやすい土地柄です。その上、海の幸に恵まれ人情味豊かな町です。 尾道は往古より港町として栄え、風光明媚なことから多くの文人墨客が訪れています。中でも頼山陽は「6年重ねて来たる千光寺」と漢詩にも詠んでいます。
本堂から尾道水道を一望
日本の音風景百選の一つに選ばれた『驚音楼の鐘』
岩の上を石で打つと「ポンポン」と 鼓のような音がする事から鼓岩(つづみいわ)別名ポンポン岩と呼ばれる
電車でのアクセス
電車/JR山陽本線・尾道駅からバスで「長江口下」下車(約5分) 千光寺山ロープウェイで山頂駅へ。山頂駅から 徒歩約5分
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