2022.09.29
洞春寺
中国観音霊場会 合同法要のお知らせ
第十六番札所臨済宗建仁寺派
毛利元就の菩提寺
御詠歌
あらとうと みちびきたまえ かんぜおん にしのおやまに ひびくいりあい
2022.09.29
洞春寺
中国観音霊場会 合同法要のお知らせ
山口は14世紀中頃から約200年間、戦国大名の雄として中国地方に割拠した大内氏の本拠地で、西の京と謳われるほど栄え、今尚大内文化の面影を色濃く残す街である。その中でも特に多くの文化遺産が見事に集積されたゾーンの中心をなす臨済宗の巨刹が洞春寺である。 洞春寺は大内氏滅亡後、それに代って君臨した毛利氏の初代藩公・三矢の訓で有名な毛利元就の菩提寺として、元亀3年(1572年)元就の孫・輝元が、安芸の国吉田の城内に開基したのが始まりで、開山は傑僧として知られる嘯岳鼎虎(しょうがくていこ)禅師。 関が原の没後、慶長8年に毛利家に従って山口に、次いで慶長11年萩城内に移り、維新に際し明治2年再び山口に移って現在に及んでいます。 常に藩政と共に転生し、毛利家代々の栄枯盛衰を偲んできたのが当寺の特徴といえましょう。 晩年の元就は、戦乱に果てた敵味方の兵士の英霊を供養するため法華経1000部を読誦しました。以来、この法要は欠かせず続けられています。読誦の方法は独特なもので、俗に長州法華と呼ばれています。
室町期の桧皮葺による山門(重文)
本堂手前の中門
座禅も行っている本堂
現在月例行事はありません。
お車でのアクセス
車/中国自動車道・小郡ICから 約20分
電車でのアクセス
電車/JR山口線・山口駅よりバスで県庁前下車約8分のち徒歩10分
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