2023.08.06
龍蔵寺
8月16日万燈会のご案内
第十七番札所真言宗御室派
自然と人の優しさと仏の心にふれる寺
御詠歌
ふだらくや なちのおやまを うつしおき のちのよまでも おつるたきつせ
2023.08.06
龍蔵寺
8月16日万燈会のご案内
龍蔵寺の創建は、奈良時代の文武2年(698年)神変大菩薩(しんぺんだいぼさつ)と崇められていた僧・役(えん)ノ行者小角(おづぬ)が豊後の彦山から飛来し、岩窟に熊野大権現を勧請(かんじょう)して秘法の護摩供を厳修したと寺縁起は伝える。その後、天平13年(741年)行基菩薩がこの霊窟に留錫(りゅうしゃく)し、草庵を結び自ら千手観音を謹刻(きんこく)し『龍蔵寺』と称したという。 この千手観音、一説に琳聖太子が百済(くだら)より請来したものを、大内氏30代義興(よしおき)が寄進した俗に言う大唐仏とも伝える。他に合祀仏も多く、いずれも鎌倉期の秀作であり大内文化の栄華の光芒を見る。 本堂本尊は阿弥陀如来であるが、客仏として重文大日如来坐像がある。これは吉敷領主であった頃の佐々木四郎高鋼が自ら刻したとも伝える。 観音堂の本尊は馬頭観音で、牛馬の観音として古来より名高く、堂内には伝・画聖雪舟筆の絵馬額があり、それにまつわる伝説もあり。また雪舟派4世・雲谷等顔筆と伝える33頭の大絵馬もあり、屈指の絵馬寺でもある。 滝壷に落ちる水音から鼓の滝と名付けられた三段の滝、その飛雫が植令1000年という大銀杏を育む。
ご本尊・馬頭観世音菩薩(観音堂)
滝壷に落ちる水音から鼓の滝と名付けられた3段の滝
本堂
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