2022.08.04
大聖院
清涼な霞五百羅漢庭園
第十四番札所真言宗御室派大本山
日本三景安芸の宮島
御詠歌
よのひとの こころのやみを てらすなり ひじりのてらの のりのともしび
大聖院は、真言宗御室派の大本山で、関西屈指の名刹であり、遠く鳥羽天皇勅願道場以来、近く明治18年大帝御行在までは歴代皇室との因縁深く、明治維新までは12坊の末寺を有し、厳島神社の別当寺として祭祀を行っていた厳島の総本坊です。 仁和寺と当院は本山と末寺という結びつき以前に脇門跡、仁和寺院室、厳島御室などの称号を賜った深い関係があります。仁和寺第20世・任助法親王(厳島御室)は法流流布のため当院に御止往されましたが、仁和寺塔頭に大聖院があったため、特に当院を法流相伝の御室に充てられたものと思われます。 また、当院の本堂は鳥羽天皇の勅願道場であり、仁和寺第5世・覚性法親王は鳥羽天皇の第5皇子です。 治承4年3月の高倉上皇の御社参について記した土御門内大臣源通親公の「高倉院厳島御幸記」には厳島神社の別当寺といわれる所以が示されています。 現在、厳島神社の恒例行事である玉取延年祭(旧暦7月18日)や、大晦日の鎮火祭は当院から始まったもので、神仏習合の密接な関係が伺われます。
皇室との関係も深い
全国で唯一鬼神・三鬼大権現を祀る摩尼殿
戒壇巡り(中国観音霊場お砂踏み道場)
お車でのアクセス
車/広島岩国道路・廿日市ICまたは大野ICより宮島口桟橋へ約10分 宮島行きフェリーで約10分、宮島桟橋下船、約20分
電車でのアクセス
電車/JR山陽本線・宮島口駅または広電宮島口駅から宮島口桟橋へ 徒歩約5分。 宮島行きフェリーで約10分、宮島桟橋下船、徒歩約25分、厳島神社より徒歩5分
各種イベントや巡礼用品についてなど、お気軽にお問い合わせ下さい。
お電話でのお問い合わせ
086-728-2102
受付:9:00~17:00(平日)